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農業・園芸ガイド

病害虫情報

梅雨時の管理

 7月は梅雨で高温多湿の日が続く前半と梅雨明け後の炎暑で菜園としては厳しい日です。  病気の発生、湿害からの根腐れ等の生育障害も発生しやすいので湿害対策を怠らないことです。
 春種まき、定植した野菜は収穫又は収穫最盛期になり、連続収穫の果菜類はこまめな管理をします。


キュウリ

 ベト病、うどんこ病が発生しやすいので早めの防除をします(下葉からの発病でしたら摘葉して、葉の裏側に薬がよくかかるように散布します)。
 追肥はキュウリを朝収穫する時に巻ヒゲがピンと立っていれば樹勢がよく、巻ヒゲが細くたれ気味でしたら追肥を施します。肥料はNK808化成や燐硝安加里などを使います。乾燥が続く時又は早く吸収させたい時は液肥として施用します。


ナス

 うどんこ病・黒枯病は風通しが悪く、高温多湿で発生を助長します。古い葉は取り除き、日当りと風通しを良くします。また発生初期の防除に重点をおき7~10日ごとに薬剤を散布します。
 ハダニ類は乾燥した日が続きますと発生を助長しますので早期発見早期防除をします。
 追肥は花の状態を観察し判断します。開いた花を見て、真ん中の花柱が周囲のやくより長ければ十分、短ければ不足を示しています。不足にならない前、すなわち花柱が周囲のやくと同じ長さの時には追肥をします(トマトのように樹ボケしないから収穫期に入ったら早めの追肥が良い)。


トマト

 露地ではエキ病、モザイク病の発生がよく観察されます。またアブラムシも散見されます。病気ではありませんが樹勢が強く芯どまり、メガネ状態があります。
 追肥は茎の太さが15ミリ程度で各段着果していれぱ必要ありませんが、各段着果していても茎の太さが細い場合はNK808化成又は液肥を7~10日おきに施します。なお、梅雨明けにシリグサレ果の発生することがあります。これはカルシウム吸収不足が原因ですから、前もってカルシウムの葉面散布、消石灰を畦間に施して土と混合しておきます。


種まき適期の野菜

ニンジン

 適湿が発芽の条件ですから、梅雨明け前に種まきするのが一番です。なお、豪雨対策として寒冷紗など被覆をしておきます。


キャベツ・ブロッコリー

 暑さに弱いが寒さには強い野菜です。育苗期は雨よけか寒冷紗をかけて管理します。育苗期間は約1ヶ月の若苗(本葉3枚程度)を植えて活着を良くします。


レタス

 早まきはとう立ちします。標高によって種まき時期が違いますが、高標高地域は7月下旬、他地域は8月に入ってからが安定した栽培ができます。


ハクサイ

 9月どりのハクサイは高温多湿のため病害虫が多発して難しいですが挑戦するなら、「捲翠」が良いでしょう。1キロ程度の重さでありやや密植(株間30センチ)します。なおマルチと寒冷紗を使います。