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農業・園芸ガイド

病害虫情報

斑点米カメムシ対策


除草対策と防除の徹底

 ここ毎年斑点米カメムシが多発していますが、被害を最小限におさめるためには、稲作農家の皆さんが、斑点米カメムシの被害を認識し、防除対策の実践に取り組むかどうかが重要となってきます。


早生イネの作付集団化

 早生イネの作付が圃場毎に点在するとカメムシへの効果的な防除が難しくなります。話し合いのもとに、地域・集落単位での集団作付けをすすめ、一斉防除を実践して、カメムシの被害を防ぎましょう。


水田及びその周辺の除草

 イネ科雑草の穂は、カメムシを誘引する餌となります。
 水田周辺の雑草は、草丈を短く、「穂が着かない」よう草刈りを徹底しましょう。
 早生イネが出穂すると、雑草にいるカメムシは、イネにとりつくようになります。早生イネの出穂十日前までに、必ずもう一度「除草」を徹底しましょう。
 多発年では、薬剤だけでは斑点米の発生を抑えることは不可能で、草刈・除草を組み合わせることが必須技術となります。ぜひ地区一斉の草刈を実行しましょう。水田に残ったヒエの除草徹底を!
 田んぼのヒエは、早生イネより早く出穂し、カメムシを誘引します。
 除草剤を散布後、田んぼにヒエが残るようなことがあれば、クリンチャー剤の散布による補完除草を徹底しましょう。


休耕田の雑草対策(耕起、除草)

 周辺の田植えが終了したら、休耕田は一度耕転しましょう。耕転すると雑草の植物相がイネ科から他科へ変わり、カメムシが生きにくくなります。また、畦畔と休耕田を同時除草することで、カメムシの生息場所を無くしましょう。


地域毎に請負防除・一斉防除デーを決めましょう

 出穂期のイネ科雑草やイネを求めてカメムシは移動します。地域の早生イネを中心に
(1)出穂前後の防除(防除対象:飛来成虫)
(2)出穂10日~15日後の防除(防除対象:飛来成虫と新生幼虫)
一斉防除日を決めて、カメムシ駆除を図りましょう。


防除薬剤

 薬剤はカメムシの種類によって効果に差があります。圃場でのカメムシの種類は複数種の場合が多いので、混合剤が無難です。
 今後、発生情報を参考にして的確な防除を進めましょう。