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【1月】目的にあった堆肥・家畜糞の施用を考えましょう

 近年、家庭菜園が盛んになるにつれて、家畜糞・堆肥に対する関心が高まり、野菜苗・花苗とともにホームセンターなどで、各種袋入りで販売されています。土づくりには欠くことのできない家畜糞・堆肥ですが、その種類によっては特性が異なります。施用する目的によって種類を選ぶことが大切です。
 鶏糞は養分含有率が高く、炭素率が5~9と低いため分解が早く、比較的速効性です。土壌中に有機物はあまり残らないので、有機質肥料と考えて良いでしょう。
 牛糞は養分含有率が低く、炭素率は20以上とやや高いため、分解、肥効とも緩やかですが、有機物は土壌中に残ります。
 豚糞の養分含有率は、鶏糞と牛糞の中間で炭素率は10~15です。肥効や土壌への影響も同様に中間的性質を示しますが、養分含有率が比較的多いので、有機質肥料に近いものとして考えます。鶏糞や豚糞は肥料効果は大きいものの、物理性の効果は期待できません。しかし、木質資材と混合した堆肥は物理性の改良効果が期待できます。
 養分含有率が比較的高い堆肥が多いので、堆肥を施用する場合は、その有効成分量を考慮し、施用量に応じて化学肥料を減肥すると良いでしょう。
(参考資料:現場の土づくり・施肥Q&A=JA全農東京支所発行)


ワンポイントアドバイス
自家製木酢液の精製方法
 木酢液はよく使用されるようになり、自家で採取する人もいますが、良く精製してから使用して下さい。
排煙(灰がまの場合、排煙温度80~150度)を冷却して得られた液体を容器に入れ、少なくとも2~3日間静置すると、二層から三層に分離します。二層に分離した場合は上層を、三層に分離した場合は中層の赤褐色の水溶液を取ります。これを3カ月以上静置後、吸着、ろ過などの脱タール処理を経て、得られる赤褐色透明の水溶液を、木酢液といいます。精製の悪い液は作物に害が出ますので要注意です。
【木酢液の効果】