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【6月】春まき野菜の管理

 4月、5月に種まき、定植した野菜の生育も旺盛になってきます。しかしこれからいろいろな障害などが発生してきます。その原因を早めに見つけ対応しましょう。それには今、野菜が何を求めているかを知ることです。常に畑を見回り、よく観察しましょう。


いろいろな表情をみせる

 野菜をよく見ているといろいろな表情をみせます。生育が良いときは葉色もよく順調に伸びますが、何か障害があると、生育も遅れがちになったり、葉色などにあらわれます。異常を早めに発見することが生産者の努めです。とにかく初期の障害を見過ごし最悪になってはじめて気付くことが多くありますから手遅れにならないようにしたいものです。


植付け時の注意点

 第一に、植え込み過ぎないことが大切です。また、種や苗はとかく多く買い込んでしまいがちです。そのうえ、全部植えて日当たりを悪くしたり、病気が出やすくなったりして、結局失敗してしまうという例が多くありますので注意しましょう。


葉色がかわる

 バランスのとれた栄養が土の中に十分あり、これが吸収され順調に利用されれば葉色も良くなります。栄養分が不足すれば葉色が薄く葉が小さく生育も悪くなり、追肥をすれば元にもどります。しかし、栄養分は土の中に十分にあっても、葉色、生育の悪い場合があります。例えば何かの原因で根が傷んで吸収されないとか、低温や植え傷みなどによる生育の停滞になることがあります。病気により葉色の濃淡が出る場合がありますが、これはバイラスの症状ですから早めに処分します。


しおれる

 下葉から上の方に枯れ上がったり、中間や上の方の葉が枯れるときは注意が必要です。特にこれから梅雨に入り排水が悪かったり、病気、害虫などにおかされて根に障害があると茎葉が枯れます。害虫ではナスのフキノメイガやスイートコーンのアワノメイガの幼虫が茎に入ってその上部を枯らすこともあります。


斑点などが見られる

 普通は病気や害虫によるものが多いようです。病気ではウリ類の斑点細菌病、ベト病、ナスの褐斑病などです。また、うどんこ病のように白い粉がつく場合もあります。これらについては早めの発見で予防したいものです。


整枝は早めに天気のよい日に

 整枝を遅らせると生育も一時停止し、野菜の生育に影響します。早めに行いましょう。


排水の確認を

 排水不良によって野菜の生育が劣ったり、また、枯れたりしたのを見かけます。排水溝をもう一度点検して野菜の根の活力維持に努めましょう。


ワンポイントアドバイス
「葉面散布剤」の使用について
 根の機能が低下しますと、十分な栄養分が吸収されにくくなります。
 そのような時、補助的に葉面散布材の使用が考えられますが、次の点に注意します。