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自慢の特産品

自慢の特産品

飛騨牛生産農家(広報誌バックナンバーより)

大きな動物が好きなんです
     丹羽光太郎さん(中津川市加子母) 2011年3月号掲載
 「子どもの頃は象の飼育係になりたかった。大きな動物が好きなんです」と笑う光太郎さん。昨年春の結婚を機に、飛騨牛を育てる専業農家になりました。
  「高校生のとき、夏休みに観光牧場へ1ヶ月間の研修に行ったのが出会いになりました。動物に対してはズブの素人だったのに、牛の世話にすんなり入れたんです」  現在も、「牛にも色んな性格があって、分析するのが楽しい」と、牛舎に置いた椅子にもたれて、よく牛を観察しています。
  光太郎さんは高校卒業後、牧場に勤め、その後東京農業大学の畜産科へ。酪農を中心に学び、修了後は三重県にある観光牧場で働きました。子どもの頃からボーイスカウトの経験があり、奉仕活動に興味があったという光太郎さん。その後、青年海外協力隊に応募しました。中米のドミニカ共和国へ派遣されて2年間、農業高校で畜産を教えていました。 帰国後は、学生時代の友人や知人を頼って、日本各地にある農場を訪ねる中で、奥さんとの縁がありました。
  「物事に対する考え方が似ている」という奥さん・奈津子さんからは、誕生日に寸胴鍋をプレゼントされたといいます。学生の頃から料理を作って振る舞うのが好きだった光太郎さんは、さっそくその鍋で、とんこつスープを煮出してラーメンを作りました。 「畜産王国の九州にも友達がいるけど、販売に相当な労力がかかっているみたい。飛騨牛というブランドの販売力の恩恵はすごいと思う」と話します。 光太郎さんは、牛舎でくつろぐ牛を見ながら、「繁殖から肥育まで一貫経営という利点を活かして、自分の思うような血統の牛を育ててみたい」と夢を描いています。



【プロフィール】

にわ・こうたろうさん:神奈川県厚木市出身。
昨年春、和牛繁殖と和牛肥育の一貫経営に取り組む農家に婿入り。妻・奈津子さんや家族とともに繁殖雌牛32頭、肥育和牛105頭を飼育する。他に水稲60aなど。