東美濃夏秋トマト生産協が全体研修会
シーズン前に栽培管理の要点確認
東美濃夏秋トマト生産協議会は2月28日、栽培技術に関する全体研修会を開きました。JAひがしみの本店と各会場をリモートでつなぎ、合わせて70人あまりが参加しました。
作付け準備に入っているこの時期に育苗と栽培管理の要点を再確認し、収量と収入の確保につなげる目的です。
同協議会の井口英博会長は「生産費が上がる中で、シーズン後半の収量確保が経営の重要な課題になる。この研修会を通して収量と収入の向上を目指そう」とあいさつしました。
講義では、同協議会員の纐纈輝己さんに話を聞きました。纐纈さんは、第18回ひがしみの農業祭の農畜産物農業経営コンクールで優秀賞に選ばれており、飛騨美濃特産名人でもあります。50年近いトマト栽培経験をもとに、苗づくりと土づくりへの取り組み方などについて話しました。
また後半では、(株)サカタのタネの研究員を講師に招き、根の生育に応じた栽培管理について話を聞きました。