早乙女姿でお田植え祭
JAひがしみのも参加
斎田で田植えを行う早乙女たち
恵那市長島町の次米(すきまい)斎田で、5月13日「恵奈の里次米お田植え祭」が開かれ、飛鳥時代の故事を再現して五穀豊穣への祈りを捧げました。
祭りは1997年に奈良県明日香村の飛鳥池遺跡から出土した木簡に、677年に恵奈の里(現恵那市)から朝廷へ新嘗(にいなめ)祭の米を献上したという史実にちなんで行っているものです。今回で12回目となります。
祝詞奏上や巫女の舞の後、JAひがしみの職員や地元小学生ら合わせて25人ほどが早乙女姿で、献上用に清められた約0.4㌃の神聖な斎田で田植え唄に合わせて苗を植えました。
9月には収穫の「抜き穂祭」を行い、10月には次米が奈良市の薬師寺に献納される予定となっています。