概要
地域の中央をJR中央本線、中央自動車道及び国道19号線が通り、首都圏と中京圏への交通アクセスが確保され利便性に優れており、自然を活用した観光地も多い地域です。現在建設が進められている中央新幹線(リニアエクスプレス)の岐阜県駅の建設も管内の地域に決定しています。
農産物では、中山間地の気候や清らかな水を活かして栽培されるブランド米「恵那こしひかり」のほか、夏秋の作型で生産されるトマト、なすもその高い品質が市場、消費者に評価され、県内でも有数の特産地となっています。また、岐阜県のブランド牛である「飛騨牛」の産地として畜産も盛んで、地域の特性を生かした農業者の積極的な努力が続けられています。
組合名称 | 東美濃農業協同組合(JAひがしみの) |
本店所在地 | 〒509-9132 岐阜県中津川市茄子川1646-19 |
代表 | 代表理事組合長 荻野 修三 |
設立 | 平成10年4月 合併設立 |
担当地域 | 中津川市、恵那市 |
組合員数 | 32,914人 |
役員数 | 33人 |
職員数 | 正職員:309人 / 常用的臨時雇用者数:214人 |
組合員数
資格区分 | 令和4年度末 | 令和5年度末 | 増減 |
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正組合員 | 18,933 | 18,860 | △73 |
准組合員 | 13,958 | 14,054 | 96 |
正組合員戸数 | 14,445 | 14,374 | 71 |
准組合員戸数 | 11,539 | 11,647 | △108 |
東美濃ってどんなところ?
地理
東美濃地域は、岐阜県の南東端に位置し、地域のほぼ中央を木曽川が東西に貫流し、南部には矢作川が愛知県へと流れています。地域の総面積は、1180.6㎢で、耕地面積は6.2%、林野は地域面積の79%を占めています。
標高は和田川と木曽川の合流点の230mから恵那山の2,191mまでと標高差が大きく、変化に富み自然を活用した観光地が多い地域です。
気象
年間平均値は、気温13.2℃、降水量1,758mm、日照時間1,931時間で、冬期の寒気が厳しいわりには降水量は少なめです。
経済
中山間地特有の農地が大半で、経営規模の小さい兼業農家が多い地域です。
管内は中山間地の昼夜の温度差のある気候を活かして、「えなコシヒカリ」など良質米の産地として高い評価を受けています。野菜では夏秋の作型で作られるトマト、なすのほか、イチゴ、シクラメン、洋ラン、茶、コンニャクなどが特産品です。また管内地域は、和菓子「栗きんとん」でも知られ、栗の栽培も盛んです。
畜産では、飛騨牛の産地としての肉用牛、及び、風味豊な生乳も生産されています。