東美濃産なす出荷はじまる
色・ツヤ・品質高く 目揃え会を開催
本格出荷へ向けて出荷規格を確認するなす生産者ら
東美濃夏秋なす生産協議会とJAひがしみのは6月13日、同JA福岡農産物集出荷場(中津川市下野)で出荷目揃え会を開きました。6月10日から出荷が始まっており、今後の本格的なシーズンを控えて出荷規格を確認する目的です。協議会メンバーやJA、市場関係者、関係機関から合わせて40人が参加しました。
同協議会が岐阜、京都市場へ出荷する夏秋なすは「色・ツヤ・形の優れた品質」と高い評価を受けています。令和6年度は27戸が1.4㌶で生産に励み、11月上旬までに両市場へ合わせて88㌧の出荷を見込んでいます。
同協議会の志岐聖悟会長はあいさつで「安全・安心ななすを安定出荷できるように圃場の管理を徹底しよう」と呼びかけました。
目揃え会では、市場関係者や全農職員からの情勢報告の後、選果基準を丁寧に確認しました。
また、岐阜県恵那農林事務所農業普及課より良品生産に向けた栽培技術指導がありました。4月の異常な高温により害虫の多発が懸念されることへの注意喚起があり、樹勢管理に効果的な潅水方法や病害虫対策について話を聞きました。
8月には秋にかけての気象の推移等に合わせた中間目揃え会を行う予定です。