インターンシップ開催
岐阜県は「ぎふアグリインターンシップ」を8月6日に開講した。
これは次世代の農業に有望な担い手確保に向けて、県内外の大学生に農業の魅力を体感してもらう目的で昨年度から始まった。昨年度の会場は下呂市で、今回はJAひがしみの管内の中津川市と恵那市で行うこととなった。実施期間は11日までの6日間で県内外7人の大学生が参加。参加者は公募により決定した。恵那市役所で開かれた開講式では同JAや恵那市、恵那農林事務所などが参加した。
開講式では同JA足立能夫組合長が「この体験を通じ、農業を肌で感じるとともに、経営についての知識を深め、農業を将来の選択肢の1つにしてもらえれば」と挨拶。研修生のベトナム出身で名古屋経済大学の学生のグエンティミリンさんは「将来は母親と農業経営を考えている。この機会に農業をしっかりと学びたい」と意気込みを話した。
研修期間中は夏秋トマトの生産者のもとで作業体験やトマト選果場の見学、担い手リーダー等との意見交換会が予定されている。