シェフら産地見学会

東美濃産トマトや栗をPR


JAひがしみの管内産のトマトを試食するシェフら

渋皮がぽろっと剥きやすい栗「東美濃ぽろたん」の圃場を見学
 

 岐阜県農産物流通課は10月7日と8日にかけて、首都圏と関西圏のシェフや仕入担当者を対象にした一泊二日の産地見学会を開催しました。
 県産の農畜水産物に興味を持つシェフや仕入担当者を生産現場に招き、食材への理解を深め継続的な取引関係の構築を図るもの。シェフや仕入担当者、岐阜県の関係者ら15名が参加しました。
 一行は、7日には天然鮎やスッポン、トマト、栗、8日には西洋野菜や飛騨牛、ボーノポーク、エディブルフラワーなどの食材の生産者や卸会社を訪れ見学しました。
 7日午後に訪れたJAひがしみの管内ではまず、特産のトマトについてJAの担当者から話を聞きました。同JAでは管内の2ヶ所の選果場ごとにトマトをブランド化しており、それぞれ特長を説明しながら試食を行い意見交換しました。
 その後、出荷最盛期を迎えている栗農家の圃場を訪れ、東美濃ぽろたんの収穫時期や特長について試食を交え話を聞きました。
 JAひがしみの販売戦略指導課の水野智之課長は「管内の高品質なトマトや栗をシェフらに食べていただき、東美濃産の食材の良さを感じてもらえたと思う。食材のPRとともに農業者の所得増大につながるきっかけになれば」と話しました。