東美濃産トマト出荷はじまる

京都・岐阜・名古屋市場へ1,500㌧

本格的な稼働が始まったトマト選果場
 
 JAひがしみの管内で夏秋トマトが本格的な出荷シーズンを迎えています。6月25日には、東美濃夏秋トマト生産協議会と同JAが出荷目揃え会を開きました。JAの中津川トマト選果場や加子母野菜集出荷場など3カ所で開き、全農や市場関係者など合わせて150人が参加しました。
 同協議会は113戸17.8㌶で、昼夜の気温差がある管内の気候を活かしてトマト品種「麗夏」、「麗月」などを栽培。今年は春先の低温やその後の高温など不安定な気象でしたが、管内のトマトの生育は順調で、例年並みの6月14日に出荷開始となりました。今年から岐阜県下の取り組みとして等級の取り扱いが変更になっており、目揃え会では出荷基準を丁寧に確認しました。
 同JA管内には2カ所の選果場があり、中津川市茄子川の中津川選果場から出荷するトマトについては「王様トマト」としてブランド化。中津川市加子母の加子母選果場から出荷するトマトは「かしもトマト」としてブランド化し、市場関係者からも「東美濃産トマトは味が良く、日持ちも良い」と高い評価を得ています。両選果場からは11月中旬までに主に京都、岐阜、名古屋市場へ1,500㌧あまりの出荷を見込んでいます。
 東美濃夏秋トマト生産協議会の鷹見豪会長は「消費者に『やっぱり東美濃産はいいね』と思ってもらえるよう高品質のトマトを安定して出荷していこう」と呼びかけました。7月初旬からはインターネットサイト「JAタウン」や「カシモール」でも販売を行います。当HPトップページのバナーからぜひご覧ください。

目揃え会で夏秋トマトの出荷規格を確認する生産者ら