トマト生産者代表者が管内市長を訪問

情勢報告し農業分野での支援求める

中津川市の青山市長(中央)にトマトを寄贈する生産者ら

恵那市の小坂市長(左)にトマトを寄贈する生産者ら

JAひがしみの管内で夏秋トマトが出荷本番を迎えた7月7日、トマトの生産者組織代表者と同JA職員は恵那市長と中津川市長を訪問しました。両市長に対し、日ごろの支援に対する感謝と情勢を報告するとともに、新規就農支援や価格高騰対策等の農業分野でのさらなる支援を求めました。
今年は、早い梅雨入りがトマトの生育に与える影響が心配されたもののトマトの生育は順調で、出荷開始時期も例年並みとなりました。7月初旬から1回目の出荷ピークを迎えており、JAでは「高品質でおいしいトマトを安定的に出荷したい」と期待しています。11月中旬までに主に京都、岐阜、名古屋市場へ1,500㌧あまりを出荷する計画です。
恵那市の小坂喬峰市長へは、恵那市夏秋トマト生産協議会の千藤敏美会長らが訪問し、出荷開始にあたっての情勢報告をしました。小坂市長は「プライドを持って地域の産品を支えていただいており、もっと広まるよう支援していきたい」と生産者への感謝を伝えました。
中津川市の青山節児市長へは、中津川市夏秋トマト生産組合の鷹見豪組合長と恵那北トマト生産組合の所隆二組合長らが訪問しました。青山市長は「農業や食のおいしさは地域の大切な魅力。やる気と根気を持って取り組まれることを期待したい」と生産者らを応援しました。
同JA管内で生産されるトマトは、中津川トマト選果場に出荷される「東美濃産トマト」と加子母選果場に出荷される「かしもトマト」で、選果場ごとにブランド化されています。食味が良く日持ちも良いとして市場から高く評価されています。