三者面談で次年度の栽培計画作成
JAひがしみのは、生産者とJA営農指導員、県恵那農林事務所普及指導員の三者面談を管内12会場で1月中旬から2月中旬にかけて行っている。面談を受けるのは東美濃夏秋トマト生産協議会と東美濃夏秋なす生産協議会の全会員約200人。2019年度の栽培計画づくりを支援し、栽培技術と生産意識の向上を目的としている。
面談は各会員の18年産の出荷実績と肥料・農薬や栽培履歴のデータを基に、課題を明らかにして改善に向けた栽培計画を提案する。また、土壌分析の結果から施肥設計を行う。
トマトは出荷シーズン後半での収量確保にむけて各生産者の作型や圃場条件を勘案。主枝の更新や晩期の作型などのメニューを示す。収益性の向上と労働時間の分散を促進する。
ナスは18年度作型の施肥管理と薬剤防除データのチェックや整枝剪定などの作業を再確認。単収増加を目指した栽培計画を作成する。
生産者は「自分の栽培における課題や改善点が見つかる。的確なアドバイスは有難い」と話す。
同JA安藤輝幸営農指導員は「生産者に寄り添った指導と支援ができる場となっている。農業者の所得増大と生産の効率化にも繋げたい」と話した。