信用移動店舗「ハートフル号」出発式・JAひがしみの
サービス継続と自然災害への備えに
JAひがしみのは12月22日、中津川市茄子川の同JA本店で信用移動店舗「ハートフル号」の出発式を行いました。同JAのほか、岐阜県信用農業協同組合連合会、農林中央金庫、JA三井リースから関係者約30人が集まりました。
JAひがしみのでは店舗の統廃合や店舗機能の見直しを行っていく中で今回、地理的条件などに配慮して信用移動店舗を導入。今後もJA組合員・利用者が身近な場所でJAの金融窓口を利用できるよう運用していきます。具体的には、令和4年3月末で廃止し連絡所に変更となる飯地営業所(恵那市飯地町)および串原営業所(〃串原)で令和4年1月から月1回の試験運行を開始。車内では普通貯金の入出金や共済掛金・購買代金の入金振替、公共料金や市・県税の収納等に職員が対応します。令和4年4月からは週1回の営業を行う予定です。
移動店舗車には「心と心の通い合い」の意味を込めて「ハートフル号」と名付けました。JAの細江成徳代表理事組合長は「ハートフル号を定期的に巡回させ金融サービスの提供を続けることで組合員・地域の皆さまに貢献するとともに、自然災害への備えとしても活用していきたい」と話しました。
こうしたJAの信用移動店舗は全国では2020年度末までに105台が運用されており、県内ではJAぎふとJAめぐみのに続き3台目になります。