高品質な栗の出荷へ

東美濃で目ぞろえ会

出荷最盛期を前に目ぞろえを行う栗生産者

東美濃栗振興協議会と同協議会の超特選栗部会は8月31日、中津川市茄子川のJAひがしみの本店で出荷目ぞろえ会を開きました。会員や菓子店、JA、関係機関などから合わせて100名が参加しました。
JAひがしみの管内では8月下旬から栗の出荷が始まっており、最盛期を前に選果基準を丁寧に確認しました。同協議会は177の個人・法人が出荷に取り組んでおり、そのうち超特選栗部会に加入しているのは75。目ぞろえは、同JAの恵那栗選果場を通して地元実需者に販売する「一般栗」と、全量が地元菓子店の恵那川上屋(恵那市)との契約出荷となる「超特選栗」の2区分で行いました。どちらも9月中旬から10月初旬が出荷のピークとなる見込みで、収穫量は平年並みの予想となっています。
同協議会の原善治会長は「東美濃地域は栗の栽培技術、販売方法ともに全国でも優れた産地。力を合わせて生産力を高めていこう」と呼びかけました。
目ぞろえ会に参加した菓子店の恵那川上屋の鎌田真悟社長は「超特選栗部会では自主的に良い栗の出荷に努力しているところが良いところ」と部会員をたたえました。
恵那農林事務所農業普及課からは収穫期以降の栽培管理等について指導がありました。