夏秋なすチャレンジ塾
東美濃夏秋なす生産協議会は5月21日、2018年度夏秋なすチャレンジ塾を開講した。JAひがしみのや恵那農林事務所など11人が参加した。
同塾は2010年度から開講。10月にかけて計6回を予定している。定年退職後に就農を考えている人や、家庭菜園等からさらに専門性を高めたいと考えている人を対象とし、新規就農者を獲得し、生産の拡大を目的としている。
参加者は夏秋なす産地の概要と年間作業の流れ、経営指標の講義を受けた後、恵那市岩村町の圃場で苗の鉢上げや育苗管理、定植を学んだ。
参加者は「新規就農者への支援体制が充実しているのでありがたい。技術修得を目指し今後も頑張っていきたい」と話した。
同協議会は現在47戸が約2、3haに品種「千両二号」を主に作付けし、2017年度は135㌧を岐阜や京都市場に出荷。夏季冷涼な気候のもとで栽培されることから、艶のある鮮やかな色で、市場や量販店から高い評価を得ている。
第2回の7月1日は、栽培と管理作業についての講習を行う。