明智支店新築オープン

 JAひがしみのは5月7日、明智支店(恵那市明智町)の新築にともない、オープンイベントを行った。
明智町は大正時代の街並みや建物が多く、町全体を「日本大正村」として、県内外から多くの人が訪れる観光地。同支店の旧店舗は、当時の明智信用販売購買利用組合が1937年、当時としては大変ハイカラな建物として建設され今日まで82年が経過した。大正村の雰囲気に沿った建物として、保存したいという要望もあったが、老朽化のため、店舗の建て直しが決定した。
新築の同支店は、鉄骨造、2階建、敷地面積は1,074.46㎡、建築面積296.56㎡、床面積は472.23㎡(1階276.10㎡ 2階196.13㎡)。大正村としての景観に配慮するとともに、旧店舗の外観の雰囲気を残すように努めて設計されている。
当日は恵那市大塩康彦副市長ら関係者80名が参加し神事、テープカットを行い地域の人たちと新たな支店の開店を祝った。
竣工式典で同JA足立能夫代表理事組合長は「地域の農業振興と経済の発展の拠点として、気軽にご利用いただける店舗づくりをめざそう」とあいさつした。
当日はJA女性部が手作りのおしるこ200杯を来店者に配布。見学に訪れた園児へは風船のプレゼントもあった。9日まではオープンを記念し、定期貯金の金利のアップや来店者に記念品を手渡すキャンペーンを行った。