東美濃産夏秋なす出荷本番
目揃え会開く
東美濃夏秋なす生産協議会は6月16日、JAひがしみの管内の2カ所で出荷目揃い会を開いた。会員のなす農家やJAひがしみの、市場関係者、関係機関から合わせて53人が参加しました。
今月下旬から始まる本格的な出荷に向けて出荷規格等を丁寧に確認しました。
JAひがしみの管内では、中山間地ならではの昼夜の温度差を活かして、34戸が1・5㌶で品質の高い夏秋なすの栽培に励んでいます。令和4年度は合計123㌧を岐阜、名古屋、京都の各市場へ向けて出荷する計画です。
同協議会の原進会長は「気象の影響を大きく受けた昨年の経験を活かして栽培管理を徹底し出荷量を確保していこう」と呼びかけました。
他産地の動向について確認した後、ぎふ清流GAP評価制度の研究など安全・安心への取り組みを進めることとしました。また、岐阜県恵那農林事務所農業普及課より栽培管理について技術情報を聞きました。
同JAでは「出荷経費については運賃など一部で値上げせざるを得ない状況であるが、出荷量増加により所得増加につながるようJAとしても取り組んでいきたい」と話しました。