栗新規栽培チャレンジ塾
JAひがしみのと東美濃栗振興協議会は6月2日、中津川市の県中山間農業研究所中津川支所で2019年度の栗新規栽培チャレンジ塾を開講し、26人が参加した。
同塾は2007年から開講。新規栽培の掘り起しや産地の拡大・強化を目的としている。今年度は2020年2月まで全6回の開催予定。
初回は産地の概要や年間作業の説明を受けた後、同支所内の栗園で初夏の追肥や農薬の使用方法などを学んだ。参加者は「全くの初心者だが、一緒に参加した仲間や先輩から話を聞き、心強く感じた。一生懸命学びたい。」と意気込んだ。
JAひがしみの管内は県全体のクリ生産量の1/3を占める県下最大の産地。銘菓「栗きんとん」をはじめとしたクリを扱う菓子業者も多く、クリは地域産業を担う重要な作物に位置付けている。クリの栽培は同協議会が主体となり、2018年度は173戸が124haで123tを出荷した。