第14回ひがしみの農業祭開催

 ひがしみの農業祭実行委員会は11月11日、中津川市の東美濃ふれあいセンターで「第14回 ひがしみの農業祭」を開催し、約10000人の来場者で賑わった。
今回のメインテーマは「味わおう!東美濃ブランド~地産地消で繋ぐ地域の輪~」。生産者と消費者のふれあいの場として、東美濃地域で生産された安全・安心な農畜産物と地域資源を有効活用した加工食品の販売を通じ、地産地消の取り組みを消費者に紹介することを目的としている。
当日は野外では地元の農産物が販売され、特産品の栗を食べて育った「栗旨豚」の豚汁や地元産の夏秋トマト、コシヒカリのおにぎりの無料配布には長い行列ができた。
屋内では優秀な農産物を出品した生産者を表彰する「農産物品評会」と、栽培及び飼養技術の向上と農業経営の安定向上を図った経営者を表彰する「農畜産物農業経営コンクール」の表彰式が行われた。また今回はじめてのブース「ビューティーマルシェ」は、普段農業に携わる女性をターゲットに、ネイルやアロマ、メイクが体験できる10店舗が並んだ。他にも、同JA女性部と食農リーダーが中心となった企画「太巻き寿司に挑戦!」では約100人の親子が20メートルの太巻き寿司づくりを楽しんだ。
同実行委員会足立能夫会長は「今後も消費者との交流を通じ、東美濃管内の農業振興や地域の活性化に貢献したい」と話した。