第15回ひがしみの農業祭開催

 ひがしみの農業祭実行委員会は11月10日、中津川市の東美濃ふれあいセンターで「第15回 ひがしみの農業祭」を開催し、8700人の来場者で賑わった。
今回のメインテーマは「~食べて・作って・応援する~みんなで支える東美濃の農業」。生産者と消費者のふれあいの場として、東美濃地域で生産された安全・安心な農畜産物と地域資源を有効活用した加工食品の販売を通じ、地産地消の取り組みを消費者に紹介することを目的としている。
野外では地元の農産物の販売や、豚汁、トマト、おにぎりの無料配布が行われ、長い行列ができた。屋内では優秀な農産物を出品した生産者を表彰する「農産物品評会」と、栽培及び飼養技術の向上と農業経営の安定向上を図った経営者を表彰する「農畜産物農業経営コンクール」の表彰式が行われた。他にも、優秀者には特産品セットを贈るクイズ大会や、100人の親子が約20メートルの太巻き寿司づくりに挑戦、容器に生クリームを入れて振ってつくるバターづくり体験などが行われた。
同実行委員会足立能夫会長は「今後も消費者との交流を通じ、東美濃管内の農業振興や地域の活性化に貢献したい」と話した。