糖度8度以上で味わって/「ちぢみほうれん草」の出荷始まる

JAの選果場から出荷されるちぢみほうれん草

寒さにさらす「寒締め」により糖度や栄養分が高くなる「ちぢみほうれん草」の出荷が昨年12月中旬から始まっている。ちぢみほうれん草はJAひがしみの管内の直売所や地元スーパーでも販売され、その味の良さから人気が高まっている。

12月中旬に行われた目揃え会では、糖度計で8度以上の糖度を確認し出荷することや、寒さの極まりとともに特長がしっかりと出た商品を出荷するため、1月以降に出荷のピークを迎えるよう栽培管理を行っていくことを申し合わせた。

出荷者は「肉厚で甘みがしっかりと凝縮したちぢみほうれん草は、シャビしゃぶやべ―コン炒め、お浸しなどがおすすめ。冷え込みが強いこの地域の特産品としてより多くの人に味わってほしいと」話している。