「国消国産」にひと役

あぐりん講座が充実


毎年100人以上が参加しているあい💗あい会員の味噌作り

 JAひがしみのでは、食と農を基軸としたあい💗あい会員の活動を「あぐりん講座」と名付け、内容の充実に力を入れています。4講座を開設しており、合計で約400人が参加する人気となっています。
当JAでは食と農を通じた地域の活性化と、SDGsの達成に向け持続可能な地域農業・地域社会づくりへの貢献を目指しています。あい💗あい会員活動においても、国消国産や地産地消をテーマにした活動を多く企画し、JAと地域の輪を広げる取り組みを進めています。
令和4年度からは、以前から人気の高かった3講座「万能タレ作り」「トマトケチャップ作り」「味噌作り」に加えて、会員の意向も取り入れながら、「豆腐作りとおからコロッケ」の講座を追加。ケチャップ作りでは、地元特産のトマトをJAの選果場から取り寄せて使用し、万能タレでは地元産ニンニクを使用。味噌作りでは参加者が材料の大豆を自分で用意するため、地元産や自分で栽培した大豆も使うことができます。豆腐とおからコロッケの講座では、地元産の大豆をJAが提供しています。
この1~3月には味噌作りを全17会場で行い、合計約130人が参加しました。毎年参加しているという女性は、「この手作りの味噌が我が家に欠かせないものになってきた。出来上がりが楽しみ」と笑顔で話しました。
JAは令和6年度の活動ではさらに、「こんにゃく作り」の講座も追加する予定です。管内ではこんにゃく芋の生産も行われており、これにちなんで国産の食材を使用した講座がさらに充実することになります。
JAの組織広報課では「この講座が、日本の食文化や地元特産品を活かした食生活を実践し、楽しんでいただくきっかけになれば。今後も国消国産・地産地消への理解を進めていきたい」と話しています。