ネットワークづくりへ

東美濃地域の就農者と関係機関などが交流を深めた

　東美濃就農応援隊は３月４日、恵那総合庁舎（恵那市長島町）で東美濃地域就農者交流会を開きました。新規就農者が直面する課題や不安を少しでも解決・軽減し、先輩農家や関係機関とのネットワークを築けるようサポートすることが狙いです。就農応援隊は、岐阜県が設立を進めているもので、市町村やＪＡ、生産者組織、関係機関と連携し、地元企業や観光協会、消費者団体等を含めて新規就農者を積極的に支援していこうとするもの。
　この交流会には、ＪＡひがしみの管内で就農している若手農家やこれから就農を希望する人、恵那農林事務所、ＪＡひがしみの等から関係者４２人が参加しました。管内の新規就農者５人に「清流の国ぎふ農業担い手証書」が交付されました。この証書は、県が認めている研修施設での研修を修了し就農した農業者に交付され、今後も営農定着するまで一貫した支援を行っていきます。
　その後、ベテランの指導農業士と若手の青年農業士、あすなろ農業塾長などを交えたワークショップが行われました。グループごとに冬場の収入確保や生産技術の習得などのテーマに沿ってディスカッションを行いました。
　最後に、東美濃就農応援隊の隊長を務める恵那市の小坂喬峰市長と副隊長の中津川市の小栗仁志市長から激励の言葉がありました。