お田植え祭り
岐阜県恵那市長島町の斎田で、5月19日「恵奈の里次米お田植え祭」が開かれ、飛鳥時代の故事を再現し、五穀豊穣への祈りを捧げた。今年で7年目。
1997年に奈良県明日香村の飛鳥池遺跡から出土した木簡に、677年に恵奈の里(現恵那市)から朝廷へ新嘗(にいなめ)祭の米を献上したという史実にちなんで行っている。
祝詞奏上や巫女の舞の後、JAひがしみの女性職員5人や恵那農業高校生19人が早乙女姿で、献上用に清められた神聖な斎田で田植えを行った。
9月15日には収穫の「抜き穂祭」を行ない、収穫した次米は10月8日に奈良市の薬師寺に献納される予定。
主催の恵奈の里次米みのりまつり実行委員会は、9月下旬に同市街で開催される「みのじのみのり祭り」で次米献上の行列も行う。