全組合員アンケート実施
JAひがしみのは12月10日から全組合員へのアンケート調査を実施した。調査に合わせて制作した自己改革の取り組みを紹介する冊子を活用し、組合員との面談時に使用している。
冊子のタイトルは「JAひがしみの自己改革への挑戦」。A4版8頁のカラー印刷で36,000部発行。農協改革の背景や農協法の主な改正内容などをまとめている。同JAが自己改革の3つの基本目標を、実践事例と共に紹介。「農業者の所得増大と農業生産の拡大」では営農指導強化を目指したTACの設置や生産資材コストの低減など。「総合事業展開による地域の活性化」では食と農を学ぶまめなかな運動の普及や組合員・利用者の意志を反映するための地域別座談会など。「組織基盤・経営基盤の確立」では職員の知識向上を目指した肥料農薬研修会や快適な暮らしを提案する生活アドバイザーの設置などを、各項目で写真を使い分かりやすく紹介している。
また同JAは今年度合併20周年を迎えたことから記念品を制作。正組合員世帯にはオリジナルキャップ、准組合員世帯にはオリジナルメモをアンケート調査時に配布する。また、組合員には同JA各給油所にて15リットル以上のガソリン、軽油のいずれかを購入した際に使用できる無料洗車券も配布する。
同JA足立能夫組合長は「JAが行う事業の必要性を組合員と共有し、自己改革の完遂に努めたい」と話した。
同JAの組合員数は32,423人(11月末時点)アンケート調査は2019年3月15日まで実施する。