トマト目揃え出荷本番へ/コロナ対策でマスク贈呈も

後藤常務よりマスクを受け取る生産者

東美濃夏秋トマト生産協議会が生産する夏秋トマトの出荷が7月上旬より本格的になっている。同協議会では6月下旬から順次、出荷目揃え会をコロナ対策として会場を分けて複数回行い、合わせて150人が参加した。JAひがしみのはこの目揃え会で、中津川市、恵那市と岐阜県の協力を得て、コロナ対策の一環として参加者にマスクを1箱(50枚入り)ずつ配布した。

トマトの生育は定植期に少し冷え込んだがその後気温が安定し、やや遅れぎみだが出荷はまずまず順調な出だしとなった。協議会の126戸では、昨年12月に認証を受けた岐阜県GAP(農業生産工程管理)に基づき、農場や出荷コンテナの清潔管理などを徹底、新型コロナ感染拡大の影響で出荷が滞らないよう取り組んでいく。

JAひがしみのでは「梅雨明け後は高温が予想される。一昨年から管内の恵那北地区を中心に栽培が広がっている品種・麗月は消費者からも高い評価を得ており裂果に強い特徴を活かしてきっちりと出荷量を確保していきたい」と話した。