夏秋トマト消費宣伝
東美濃夏秋トマト生産協議会とJAひがしみのは、夏秋トマトの出荷最盛期を迎え、7月中旬より、名古屋市のスーパーマーケット等で、生産者とJA職員が消費者に直接宣伝する販売促進を始めた。8月下旬にかけて計10回行う予定だ。
同協議会は現在127戸が夏秋トマトを19haで栽培。同JA管内は中山間地の冷涼で昼夜の気温差があることから、色・食味・品質ともに優れた品質が市場から高い評価を得ている。11月中旬までに主に京都、岐阜、名古屋市場へ1,768㌧の出荷を見込んでいる。
消費宣伝は生産者にとって消費者からの声を直接聞く機会となり、今後の取り組みや活動に反映させる目的で毎年行われている。来店者からは「毎年楽しみにしている」と活動が定着している声も届く。また、当JAが運営する「ひがしみの夏秋トマト研修農場」の研修生も昨年度から参加し、研修生にとっては販売や流通を学ぶ機会となっている。
店頭では生産者らが赤いエプロンや被り物を身に付け、トマトの試食を勧めながらレシピを配布。同JA営農部は「生産者にとって消費者との交流は、今後の出荷後半戦における一層の励みになる。」と話した。