おいしいお米コンテスト/受賞米を名古屋市内で提携販売

「ひがしみの地域おいしいお米コンテスト」受賞者ら

JAひがしみのと米卸のハラキン12日から、同JAが12月4日に開いた「第4回ひがしみの地域おいしいお米コンテスト」の受賞米の提携販売をする。名古屋市昭和区のバロー高辻店内にある金米本舗高辻店で販売し、美味しいお米を求める消費者層にPRする。コンテストでは味、匂い、外観、硬さ、粘りの5項目を審査し、1次審査で食味値82点以上の米を選び、2次審査では味度値を測定。合計170点以上となった米から上位入賞米を選び、実食の最終審査をした。今年は243点の出品があり、上位4点が選ばれた。店舗には特設コーナーを設け、コンテストを紹介しつつ受賞米を販売する。JA管内は日本穀物検定協会の米食味ランキングで2018まで4年連続「特A」を獲得した地域(美濃地区)でもあることから、その中で選ばれた米としてアピールしたい考えだ。ハラキンは「良質でおいしいお米をより多くの人に安定して供給していきたい」と話す。コンテストに応募していない一般のJA米も、高い評価を受けている地域の米として約240トンを「恵那山山麓米コシヒカリ」の原料としてブランド化する。同JAは「地元企業と提携し、地元産の米のおいしさをより多くの人に知ってもらう機会としたい」と話す。コンテストの入賞者は次の通り。(敬称略)

最優秀賞(恵那市長賞)=鷲見則幸(恵那市中野方町)

優秀賞(中津川市長賞)=農事組合法人うえなえぎ(福岡)

優秀賞 農事組合法人アグリアシスト中野方(恵那市中野方町)伊藤孝道(中津川市阿木)