第2回ひがしみの地域おいしいお米コンテスト開催

 JAひがしみのは10月22日、同JA本店で「第2回ひがしみの地域おいしいお米コンテスト」の決勝戦を開催し、JA関係者や生産者らが参加した。今回の出品数は272点(前年139点)、出品者数180人(前年124人)と、良食味米に対する意識の高さが伺えた。最優秀賞には農事組合法人夏焼が選ばれた。
同コンテストは東美濃管内を含む美濃地域で生産された「美濃コシヒカリ」が日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」で3年連続の「特A」評価を受けたことで良食味米生産への気運が高まる中、2017年度に初開催。同コンテストを通じて生産者が自慢の米を競い、産地としてのレベルアップを目指す。また地域へのPRで米の消費拡大につなげることを目的としている。
出品対象はJA管内で米づくりに取り組む農業者や農業団体。9月3日から10月15日の間エントリーされ、出品品種は「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「あきたこまち」が対象。事前の審査ではまず食味計による測定で高得点上位30点を選出。次に味度計による計測で食味値との合計値上位6点を選出。審査員は同JA足立能夫組合長や恵那農林事務所など計11人が務め、食審査をおこなった。
大会長を務めたJAの足立能夫組合長は「大会を通じて、消費者から支持される良食味米の生産に一段と励んでほしい」と話した。
入賞した米は同JAグリーンセンターで、特別価格で販売予定。