若手農家を支援するため交流会や研修会開催
JAひがしみのは農業者の所得増大と農業生産の拡大を目指し、若手のトマト生産者を支援している。
同JA管内は夏秋トマトの一大産地であり、近年は20~30代の若手の就農者が増加。しかし、新規就農者が抱える経営や栽培の悩みの相談や情報共有の場が少ないことが課題となっていた。そのような課題を解決するため、1月17日、JA本店で「若手生産者・新規就農者交流研修会」を開催。グループワークの中で参加者は「面積を増やしたいが、雇用が見つからない」「トマト栽培の収入だけで今後成り立つかが不安」などの悩み・意見が先輩農家や関係機関に投げかけられ、アドバイスや激励の言葉がかけられた。
また、同JAでは若手の生産者へ経営基盤の強化と複合経営の提案を目的に、2月18日、恵那市上矢作町で「複合経営研修会」を開催しました。若手生産者は複合経営が行われているモデル農家を訪問。トマトと複合で栽培されているしいたけやイチゴ、ちぢみほうれんそうの圃場・ハウスを見学し、収入面や栽培の工夫について質問を交えながら意見交換をした。若手の生産者は「将来は複合経営を視野に入れている」「農業収入の安定化を図ることができれば」と意欲的に話した。