東美濃夏秋トマト研修制度
修了式と入所式開く
ひがしみの夏秋トマト研修制度の研修生と関係者
JAひがしみのと東美濃夏秋トマト生産協議会は3月28日、夏秋トマト研修制度の修了式・入所式を開きました。この制度では、東美濃地域でトマトの栽培希望者が先輩農家に弟子入りし、研修圃場で1~2年をかけて実践的な研修を行います。平成29年度に始まり、令和5年度末までに18組20名が就農しています。
令和5年度は新たに1名が研修を終え就農、令和6年度には新たに1名が入所しました。研修修了を迎えた平松太地さんは「指導していただいた方に感謝し栽培に取り組みたい」と話しました。新たに研修生となる梅本真平さんは「両親もトマト農家だが、親元を離れ、他地区の塾長の下で技術を習得したい」と話しました。
JAの荻野修三組合長は「先輩農家の下で習得した技術を活かし、美味しいトマト作りに励んでほしい。JAも引き続き支援していきたい」と激励しました。また、同協議会の鷹見豪会長は「高齢化により生産者が減少している中、若い人が研修生になってくれて嬉しい。研修生がトマト農家になれるようしっかりと指導していきたい」と話しました。